噛むことの大切さを学校・保育園・幼稚園等へリレーして伝え広めていく「かみかみリレー」。
平成25年6月に長崎県の小学校から始まり、6年目を迎えた令和元年には、長野県内外でのべ63校を達成。
その輪は学校等から介護施設、主婦の方から高齢者へと広がり、咀嚼の大切さが注目されているのです。
噛んで食べることを意識した子どもたちの多くは「よく噛むとご飯やパンが甘く感じる」 「いつもよりおいしい」と言います。また、よく噛んで食べることで、今まで噛まずに早く食べていた子どもたちは、 「ご飯一杯でもよく噛んで食べるとお腹がいっぱいになるよ」と言い、肥満が解消されるきっかけにもなっています。 この他にも咀嚼の効用は、唾液の出がよくなり、口腔内がきれいになりむし歯の予防になる。脳への刺激で脳への血流がよくする。 咀嚼筋がよく動くことで、口の周りの口輪筋が発達し言葉をはっきり喋ることができるなど、 子どもの頃からよく噛んで食べる習慣を身に着けることで、将来にわたって口腔機能低下症の予防や表情筋をきたえ、 明るい表情を作ることにもつながってきます。よく噛んで食べ健康な体をつくりましょう。